[セイカイ]なんて簡単に見つかりっこない。

[セイカイ]なんて簡単に見つかりっこない。

まずはじめに、キミたちに伝えておきたいこと。
それは、今社会でたくましく働く先輩たちにだって、
“これでいいの?”っていう疑問や悩みが
たくさんあるってこと。
好きなことを追求すればするほど、
計算通りにはいかないし、
[セイカイ]がわからなくなってくる。
でも、“いつかは、きっと、たどり着く”。
そう信じて、日々全力で、歩いて、走って、
たまにサボっちゃう…。

その繰り返しのワクワクが、
ものづくりを志した人たちの特権なのだ。
さあ、[セイカイ]のない世界にようこそ。

+

ポジティブ、プラス思考って、
いったい何だ?

根性、明るい、元気…。
ポジティブでプラス思考の人のイメージには、
前向きな言葉が並ぶ。
でも、そう思われている人の多くは、
じぶんはそんなに強くないことを
よく知っているんだ。
じぶんの、そして、相手の“弱さ”を知ること。
それが、何事にもプラス思考でいられる
“強さ”になるのかもしれないね。

−

マイナスは、
やっぱりマイナスイメージ?

“押してダメなら引いてみる”って
言葉があるけれども、
これって人間関係にも、
ものづくりにも言えることだよね。
思い通りに進まないときに限って、
いらないものをごちゃごちゃ混ぜてしまうものなんだ。
それを勇気を出してスパッとやめてしまう。
そうすれば、まだ見ぬ景色が
ひろがってくるかもしれないね。

×

一人で何でもできるって、
思ってない?

たまにカンチガイしている人もいるみたいだけど、
ものづくりは一人でできるものではない。
もちろん一人でコツコツの時間も
たくさんあるけれども、
建設のような大きなものをつくるときには、
何百人、何千人の人たちが携わることだってある。
その人と人の掛け算の化学反応が、
歴史に残る建造物をつくっていくことになるんだ。

÷

誰かがうれしいと、
キミはうれしい?

割る、といえば、“割り切る”という
ドライな言葉を思い浮かべる人も多いだろう。
でも、分かち合う、分け与える、
なんて温かな意味もあるんだ。
仕事をする上では、実はこっちの方が大切。
“人がよろこぶことをしよう!
そして、それをできるだけ多くの人と分かち合おう”。
そういう仕事はきっと楽しいし、
誇らしいものになるだろうね。

=

[セイカイ]のわからない今、
何をすればいいんだろう?

当たり前のことが、当たり前じゃない、
なんて思うことが多いよね。
昨日までイコールで結ばれていたものが、
今日はもうちがうものになっている。
まさに[セイカイ]のない世界だ。でも心配ない。
とにかく、答えを見つけようと焦らないでほしいな。
まずは“何がしたいか”を考えること。
答えそのものより、
考え続けることの方が大切なんだから。