

修成建設専門学校は1910(明治43)年に設立された、100年以上の歴史をもつ伝統校です。設立時の基本理念(建学の精神)は「国土建設に奉仕する精神」、すなわち建設の専門技術を通して国土の発展に寄与するという奉仕の精神でした。それはいまも脈々と受け継がれていますが、わたしたちはさらに時代に合った新しい専門教育のあり方が必要であると考えています。
それは、人材育成においては、学生一人ひとりの個性を伸長し、社会に出ていかなる難局にあってもみずから考え切り拓いていく自立心と、一方でお互いに個性を尊重しつつ協働して問題を解決する協調心を育成することです。この一見矛盾する個性の育成は、現代社会が要請する個性のあり方そのものを反映したものであります。
一方、専門教育にあっては、ものづくりのおもしろさを体得してもらうことです。安全・快適で環境や景観に配慮した建築物を創造する楽しさ、道路や都市インフラなど社会基盤施設を建設する誇り、生きた植物を素材として造園や都市の緑化を推進する喜び、それらを仕事の中で感じとってもらうための基礎となるのが専門技術教育であり、同時にそれが社会に貢献することにもなると確信しています。
そのためには、学生自身、自分の進むべき道を見定め、積極的に学ぶ姿勢がなければなりません。その道を提示し、後押しをすることがわたしたちの使命であると考えています。
そうした考えのもとに、わたしたちは次の5つの「養う」を学生と約束いたします。
この5つの「養う」は、学生が将来の夢に向かって邁進するための土台にすぎません。しかし、この土台がしっかりしていなければ夢はついえてしまいます。わたしたちはそのことを心して教育していくつもりです。
学校法人修成学園理事長 岩田 武
修成建設専門学校校長 三枝省三