はたらく卒業生の今~茶山台団地リノベ「ニコイチ」~

みなさんこんにちは、修成建設専門学校です🌈

修成は建設一筋 今年で創立111年目を迎える学校です。

卒業生は37,000人を超え、全国各地でそれぞれの分野で活躍をしています😊

そんな卒業生の一人を、今日はご紹介したいと思います✨

三谷 裕樹さん、2009年に修成建設専門学校を卒業。

現在奥様とご夫妻で「株式会社ナノメートルアーキテクチャー 一級建築士事務所」を経営されています🍀

~社名に込められた思い~

nanometer architecture

私達は、建築物をつくることは最終目標のためのサプリメントみたいなもので、場を提供、出来事の提案、その後の誘起が本質にあり、雰囲気を作っていくことと考えています。

さあ、建築物をつくるぞ!というトップダウンの思考から、小さな建築の萌芽にもなっていないようなことも積み重ねていくボトムアップの姿勢で私たちは建築というものを捉えています。バックグラウンドに建築以外を携えている私達は、表面積の大きなナノ粒子のようなものです。今までの固定観念をナノサイズまで噛み砕き、新しいDNAを作っていくように建築家という職能の性質をも変えていき、一望できない都市計画を超える大きな全体までを思考して、色んな人を幸せにする。それが私達が目指す姿です。

HPより一部抜粋

お二人はあらゆる建築物を手がけてこられ、さまざまな賞を受賞されていますが、本日ご紹介するのは、大阪の堺市にある茶山台団地のリノベーション🍀

「ニコイチ」

茶山台団地の隣り合う2つの住戸(1つが45㎡)を一つにつなげ、約90㎡の広々とした空間を実現したのが「ニコイチ」。

この「ニコイチ」は、オーナーである公社による、若手建築デザイナーたちの提案によるデザインビルド方式のコンペが実施されています🌈

2020年12月、その第6回茶山台団地リノベーションコンペ『これからの働き方とくらしの提案』最優秀賞を受賞されました🎉🎉

その提案内容がこちらです✨

上下階のニコイチ

横並びのニコイチ

庭付きリノベ

3つに共通しているのが、間取りを既存の「田の字型」ではなく、「ロの字型」を採用したこと😮

広い空間でありながら、「どんな風にでも使えますよ」といった住む人に任せっきりのプランでなはく、家族の成長や生活スタイルに合わせて、使い方を変化させられ、こんな暮らしにして行こう!という気付きを与えるガイド的な間取りとして、壁を足して良い加減で広さを形を設けられるのが特徴です✨

4LDKにも3LDKにもワンルームにもなる間取りで、〇LDKにはならないという意味では、「・・・のような場所」という確定しきらない場所がいっぱい残されている、そういったちょうど良い加減、良い塩梅を実現してくれるのです🍀

既に竣工していて、建物の中と外を覗いてみるとこんな感じです( ‘-‘ )ง✨

建築模型の写真もとらせていただきましたよ🌈

住む人の現在と未来に柔軟な形で寄り添う、素敵な住まいとそこに住む人たちが想像できます( *˙︶˙*)و✨

こちらは6月末にオープンルームが開催され、入居申込の受付がスタートする予定です😊🌈

修成で学び、羽ばたいた卒業生のみなさんたちが、全国各地の建設の世界でイキイキと働かれていることをとても誇らしく思います(⁎˃ᴗ˂⁎)!

そして、三谷さんご夫妻の更なるご活躍を、陰ながら応援しております✨✨