GATUN! SPECIAL DISCUSSION けんせつ小町たちのけんせつ人生。 4/4

修成では同じ志をもつ仲間に出会える。
みんなでものづくりを満喫中。

辰井:在校生のみんなは修成でものづくりを学んできて、思い出に残っていることや楽しかったことはある?

鷲谷:先生から「ガーデンはできた状態が一番ではない。管理次第でぐちゃぐちゃにもなるし、きれいにもなる」と言われたのが印象に残っています。

広田:そう言われると、やりがいを感じるよね。

鷲谷:そうなんです。あと、ガーデンデザインの現場見学は毎回テンションが上がります。実際に手を動かしながら庭園の設計を学べるのがおもしろいです。

辰井:そういった経験の中で培った学ぶ姿勢、聞く姿勢、尋ねる姿勢、発言する姿勢は社会人としての基本にもなるしね。

中田:その言葉、前にも辰井先生から聞いて、それ以来、実習や授業に真剣に臨むようになりました。私が楽しいのは、勉強の成果を実感できたときです。

佐本:たとえばどんなとき?

中田:街を歩いていても「あの屋根には例の素材を使っているな!」ってわかるときがあるんです。そのときは一人で優越感にひたってます(笑)。

広田:わかるな〜、その気持ち。私もリノベーションに関する専門用語を覚えるのが楽しい。

辰井:みんなそれぞれ、楽しみながら学べているみたいでよかった!

佐本:私からも在校生のみんなに質問! 私が学んでいた頃からなんだけど、修成は男性の方が断然多いんだよね。そのことについては気にならない?

中田:私の場合、高校時代、デザインシステム科で学んでいて、学生のほとんどが女子だったんです。でも修成に入るとその逆で周りはほとんど男性で…。

辰井:女性と男性の人数バランスが真逆になったわけだ。

中田:最初はそのギャップに驚きましたね。でも男子ともすぐに仲良くなれましたよ。同じ夢をもっていると仲間意識が生まれますね。

辰井:私が修成で勉強していた頃も、男女問わずみんな仲良しだったわ。あと、男子が多いから、女子同士の絆が強かった気がする。

鷲谷:私の学科は男子と女子、半々くらいなので、気になりませんでした。それどころか男性がいることがモチベーションになっています。日頃から「男性にはできない女性ならではのガーデニングをしよう」って心がけているんです。

辰井:広田さんの住環境リノベーション学科も男性が多いんじゃない?

広田:クラスで女子は私ひとりでした。でも入学前から男子が多いのは知っていたので、まったく気になりませんでしたね。ただ、ちょっと気になることがありまして…。

川村:なになに?

広田:女性で建設を勉強していると言うと、高校時代の友達にびっくりされました。「らしくていいんじゃない」といってくれる子もいたんですが、大半は「女の子なのに」とか「危なくないの」とかネガティブな意見で…。卒業生のみなさんは実際働かれていて、そういう周りの声は気になりませんか?

佐本:私もよく驚かれるわ。「大変だね」「よくそんなことやるわ」はお決まりのフレーズ。でも、いちいち気にしていても仕方ない。そういうときは「すごいでしょ」ってかぶせる勢いで返す。内心は「やれるもんなら、やってみたら」って感じ(笑)。

辰井:私も現場で働いていたころは、周りの声は気にしないようにしていたわ。どう思われようが、自分のやりたいことができていればいいと思う。気にすること自体、時間がもったいないよ。

広田:私も卒業生のみなさんのように、勝ち気でいきたいと思います。

なりたい自分になる方法。
それは『今』を全力で過ごすこと。

広田:卒業生のみなさんはそれぞれの職場で自分のポジションを確立していると思いますが、今後はどうしていきたいですか?

佐本:5年前に1級建築施工管理技士、今年、1級土木施工管理技士の資格を取得したの。これからは施工だけでなく、設計や土木などにも関わって、マルチプレーヤーとして活躍したいな〜。個人的な夢は、もうひとり子供がほしいな。

辰井:たくさん夢があっていいですね。

佐本:そうなんです。やりたいことが多くて、「時間が足りない」「どれから手をつけたらいいかわからない」くらいの方が幸せだと思うんです。この先も、ずっとそんな状態でいたいですね。

辰井:私の座右の銘は「百聞は一見にしかず」。これからもこの言葉を信じ、色々なことにチャレンジしたいです。

川村:その言葉、説得力ある! だって、辰井さんのキャリア自体が挑戦の連続よね。卒業後、建設会社に入って、母校に戻って広報を経験して、一級建築士の資格をとって、先生になって。こんな人生、なかなかないと思う。

辰井:よく見てくれてる(笑)。新婚の川村さんの夢は、幸せな結婚生活かな。

川村:近い! 学生時代の夢は自分で家を建てることだったんだけど、それは叶いそうなの。実は新しいマイホームの内装は自分でやっているのよ。

辰井:幸せそうだね〜。在校生の三人はこれから業界に飛び込むわけだけど、目標はある?

鷲谷:造園の設計に携わりたいです。そのために、今は植物の特性をたくさん覚えたいです。家づくりにも興味があるので、ゆくゆくは造園設計で磨いた技術を生かして緑と共生した家をつくりたいですね。

中田:不動産会社の設計部に所属して、自分たちが仕入れた土地に建物を建てたいです。将来的には自分が設計を手がけた家に住みたいですね。

辰井:広田さんは建設会社から内定をもらったんだよね。

広田:はい! 内定先は土木工事をメインに、建築施工管理もエクステリアも内装も手がけているんです。自分のやる気をアピールして、すべての仕事に関わりたいです。将来的に建設で広田と言えば「莉音」といわれるくらいになっていたいです。

辰井:その調子、その調子! 今日はみなさん、ありがとうございました。これからも私たち女性の力で建設業界を盛り上げていきましょう。