GATUN! SPECIAL DISCUSSION Global Talk 世界が広がる多国籍座談会 2/2

学ぶうちに、見える世界が変わっていく。

相澤:修成で学んでみて、ふと「成長したな」と思う瞬間がありませんか?

王:ありますね。1年生のときは本当に素人で入ってきて、専門用語も知らなくて、ものも見たことがないから、正直先生が何を言っているのかよくわからないこともありました。でも最近は、工事現場を通ったときに「あれ、先生が言っていたことだ!」と気づくようになって。現場が気になるようになりましたね。

王 虹匀 〈Wang Hung Yun〉 建築CGデザイン学科
高雄市私立義守大学 出身
台湾

寺田:その感覚、すごくわかります。だんだん知識が増えてきて、最近は複雑な建物を見かけるとどう設計しているのかとか、どんな構造なのかが気になりますね。あとはCADも最初は全くできませんでしたが、だいぶ作業が早くなりました。CADトレースの初級も取得したし、実践的なスキルが2年で身についた実感がありますね。

シライト:修成に入学する前に日本語学校に行っていましたが、専門用語を覚えて理解するのが大変でした。いまはずいぶん慣れて、先生の話もわかるようになりました。

アレクサンドラ:私はまだまだデザインのスキルを上げるためにがんばっているところです。

相澤:アレクサンドラさんは本当に絵とかデザインが好きなんですね。私はガーデンデザイン学科で生物学的なことを学んで、植物の調子が悪そうな原因が、寒いからか、乾燥しているからかなど、自分で感じられるようになりましたね。あとは道端の緑が気になって、写真をとって先生に見せることもありますよ。

寺田:それで先生はわかるんですか?

相澤:はい。「それはこの植物の変種かな」とか、すごく詳しいですよ。だから毎日楽しいです。

描く未来をカタチにできる環境。

王:修成での2年間は本当に楽しかったです。日本語も上達して、勉強も楽しいし、先生も優しいので気軽に話ができるのがうれしかったですね。

寺田:確かに先生が親身で、学生どうし仲がいいのは修成の魅力ですよね。住環境リノベーション学科は実習が多いし、資格もたくさん取りに行けます。富士教育センターで現場監督の研修をしたり、現場の勉強をしたり、いろんなことを体験できました。現場監督をめざして入学してきている人が多いので、現場の感覚を身につけるための授業が中心です。

相澤:ガーデンデザイン学科も、実習があることが魅力だと思います。それに、現場で働いている先生が多いので、ためになる話が盛りだくさんです。

相澤 真美 〈Mami Aizawa〉 ガーデンデザイン学科
京都精華大学 出身
日本

シライト:土木系も実習が多いのが魅力です。それと、進学も就職もサポートしてくれるのが修成のいいところ。あと、日本に来て驚いたのはワークショップです。企業の方が学校に来て、技術を紹介してくれるのがとてもためになります。インドネシアの学校ではなかなかない機会ですよ。普段学んでいることと仕事の内容がリンクするので、より理解が深まりますね。

アレクサンドラ:私は修成の一番の魅力は先生方だと思います。本当に優しくて親身。建築CGデザイン学科の楽しいところは、建築も、デザインもどちらも勉強できることですね。パソコンスキルが上がると図面がきれいに早く仕上がります。最新の技術を使いながら自分の表現したいものを形にできるのが魅力だと思います。

修成から、建設業界の幅広い分野へ。

寺田:僕は住環境リノベーション学科を卒業したら専科に進んで二級建築士資格の取得をめざすのですが、みなさんは卒業後の進路をどう考えていますか?

シライト:僕は修成を卒業したら大学に編入して、知識を深めたいと思っています。将来は学んだ土木技術を生かして、インドネシアの発展に貢献したいと考えています。

ハムダニ シライト 〈Hamdani Sirait〉 土木工学科
NEGER 1 BALIGE 出身
インドネシア

アレクサンドラ:母国の発展に貢献するって、素敵な夢ですね。がんばってください。

相澤:みなさん具体的に考えていますね。私は個人宅と公園も手がけたいと思っているので、小規模な会社でまずは施工を担当したいです。それから設計もできるようになりたいと考えています。

王:私は日本の建築事務所で意匠の担当をする予定です。今からとても楽しみです。

アレクサンドラ:私は日本の大学に編入して、デザインの勉強をもっと深めたいですね。これまでさまざまな国で磨いてきた感性を生かして、世界を舞台にインテリアの仕事をしたいです。

寺田:修成は本当に個性豊かな学生が揃っていますよね。そういった環境で刺激しあいながら学びを深めることで、最終的にはみんなが希望の進路に進めるといいですね。

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