GATUN! SPECIAL DISCUSSION 建築家とのおしゃべり。(3/4)日々と仕事と夢のこと。ちょこっとプライベート。

仕事と作業は、まったくちがうもの。

西濱:学校の雰囲気がいい! 毎日が楽しい! ってみんな言ってるけど、勉強が進んでいくと、課題とかが多くなってきて大変なこともあるでしょう(笑)。

木之瀬:そうですね。製図の課題なんかで、「困った!どうしよう!」っていう時にはすぐに職員室に駆け込みます(笑)。

芝山:私もそうですね。職員室に行く回数がハンパないです(笑)。いつ行っても先生がやさしく教えてくださいます。

西濱:職員室が入りやすいってことはいいことですよね。私が学生の頃はあんまりそういう場所には近づかなかったような…(笑)。まっ、とにかく、わからないことがあれば、「訊く」ということは大切です。わからない、できない、を後回しにしない。中々簡単にできることではないですけど…。

今の話と通じるかもしれませんが、みなさんインターンシップには行かれましたか? 実際の会社に行ってみると、思い描いていたこととちがうことも…。

石田:僕は建設の会社二社に行きました。自分には何が向いているのかがわかったような気がします。

小林:私は設計事務所に二週間行きました。ある幼稚園の模型をつくらせていただきました。

木之瀬:僕は建設会社に五日間お世話になりました。大阪にできる新しいJRの駅の現場を見学させていただきました。会社には修成の先輩もいらっしゃり心強かったです。

芝山:私は住宅会社に二週間です。平日は模型をつくったりCADをしたりで、休日にも住宅展示場のお手伝いをさせてもらい、とても勉強になりました。

山本:私は造園の会社です。お世話になったのが夏場だったので、その会社が維持管理するお庭の水やりを主にさせていただきました。簡単に見えても自分が思っているより難しく、奥の深さを知りました。

西濱:みなさんちゃんとインターンシップに行ってるんですね。実際の会社で働き、社会と接点をもつ。とても良い経験をしたと思います。ただ、期間が終了してしばらく経つと、あの時にああすればよかった、こうすればよかった、と様々な反省点が浮かんできませんか?

例えばコピーをしてほしいと言われた時、「いつまでにすればいいですか?」「順番を並べ替えた方がいいですか?」と相手に確認できる人と、ただただコピーをするだけの人がいます。前者は、仕事として受けてしっかりと相手のニーズに応えようとしている。後者は、もうこれは作業をしているだけ。仕事と作業は全くちがうんですね。だから、うちの事務所にインターンシップで学生がやってきた際にまず言うことが、「誰かに指示を受けたり、依頼されたら、そのことを仕事として受けなさい」ということです。作業をやってちゃダメ。数年後、いや数ヶ月後には、両者の間に歴然とした差ができているはずです。


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