GATUN!プロジェクト 「ケンチクアカデミー」第2回活動報告

GATUN!プロジェクトの建築系クラブ「ケンチクアカデミー」から第2回実習報告です!

ケンチクアカデミーでは8月6日、兵庫県丹波市柏原町にある
柏原八幡神社へ見学に行ってきました。
参加者は、建築系学科の学生6名が参加してくれました。

柏原八幡神社(かいばらはちまんじんじゃ)は、
万寿元年(1024年)京都の石清水八幡宮を勧請して創建されました。
現在の社殿は、天正13年(1585年)豊臣秀吉によって造営されたもので、
入母屋造の拝殿と、三間社流れ造の本殿とが接続した複合社殿を
形作っており、国の重要文化財に指定されています。
また、本殿裏に朱色の三重塔があり、神社に塔が現在している例は
全国的に珍しく、神仏習合の姿をとどめるものとして、とても貴重なものです。

柏原八幡神社では、この三重塔の内部を見学させていただき、
木造建築の構造調査や実測等を行いました。
日本全国の神社内に現存する数少ない仏塔の一つとあって、
学生たちは暑さも忘れて、塔内部を余さず見学しました。

参加した学生のレポートを紹介します。

>滅多に入れない三重塔に入らしてもらい、
>内部の構造を詳しく見られて良かったです。
>特に天井上部の点検口から見られたのがもの凄く良かったので、
>皆にも一回は見て欲しいと思いました!
(建築学科:1年生)

ケンチクアカデミーでは今後さらに、このような社寺建築を見学して、
今後の勉強に生かしたいと思っています。

 

<柏原八幡神社 三重塔>
住所: 兵庫県丹波市柏原町柏原3625
電話番号: 0795-72-0156
アクセス: 福知山線「柏原駅」から徒歩10分