株式会社安井建築設計事務所
湯井 奨三の仕事
あらゆる角度から模索し、
カタチづくっていく喜び。
湯井さんがものづくりの魅力を知ったのは、幼少の頃にさかのぼります。
両親に連れて行ってもらった材木店で手に入れた木材を使って、彫刻をつくり、机をつくり、次第にものづくりにのめり込むように。
やがて情熱は建築へと注がれ、修成卒業後は世界中で事業を展開している建築設計事務所へ。
医療施設などの設計に携わった後、現在はコストの観点からプロジェクトのマネジメントを行うプロとして、さまざまな建築物を手がけています。
「私の毎日は、模索の繰り返しです。あらゆる角度から課題と向き合い、実践を繰り返しながらつくりあげていく。その過程に、ものづくりの楽しさや奥深さがあるんじゃないでしょうか?」。
そう語る湯井さんの目は、建築の世界で生きる自信と誇り、探究心で輝いていました。
Works 01 長崎駅
2022年9月の西九州新幹線開業に伴い、新たな長崎駅を計画。新駅舎や新駅ビルの柱や外壁は煉瓦タイルで統一されており、長崎の持つエキゾチックさを表現。
商業施設やホテル、オフィスなどが入った駅ビルや西九州新幹線の終着駅ならではの利点を生かし、列車を正面から眺められるようホームを計画。
Profile
株式会社安井建築設計事務所
湯井 奨三 建築士
2016年 専科 2級建築士科 卒業
専科卒業後、安井建築設計事務所に入社。設計職として医療施設などの設計を手がけた後、各プロジェクトのコスト管理を司る部署で、さまざまな建築物の設計に携わる。
株式会社安井建築設計事務所
1924年創業の日本を代表する建築設計事務所。文化施設や病院、商業施設などの幅広い分野で活躍。2024年には創業100周年を迎え、東京事務所を神田美土代町に移転。築約60年の建物をリノベーションし、地域とつながる新たなオフィス空間を実現。