阪神園芸株式会社 喜多 航也の仕事

街に、人に、社会に
癒しをもたらしていく日々。

「これまでで一番印象に残っている現場は、大阪梅田の再開発エリア『うめきた地区』に大規模な公園をつくる工事です。朝礼の会場がいくつもある広大な現場で、多様なプロフェッショナルたちと連携しながら仕事と向き合う日々は刺激的で、とても良い経験になりました」。
そう語る、喜多さんは造園の現場監督です。
喜多さんが手がけている緑の空間は幅広く、「うめきた地区」の大規模な再開発から、マンションの植栽まで多種多様。
工事の規模に関わらず喜多さんは、そこで用いるすべての植物たちに最大限に愛情を注ぎ、「公園にしても、マンションにしても、ここに来て良かったな、ここで暮らして良かったなと思ってもらえるような空間をつくっていきたいです」と語りました。
緑の力で、街に、人に、社会に癒しをもたらす喜多さんの物語はまだまだはじまったばかり。

Works 01 社高等学校サッカーグラウンド

人工芝の下に雨水を貯めて、トイレの水やシャワーなどに用いる「パーマヴォイドシステム」を採り入れた、サッカー専用グラウンドです。人工芝の地下に溜まる水は気化熱の温度抑制にもつながり、選手たちの熱中症予防などにもつながります。

Works 02 加古川市権現総合公園

兵庫県の加古川市にある総合公園。森エリアの巨大な遊具、エリアの安心のあそび空間、ポップでかわいらしい休憩所、サイクルステーションなど、遊び心をくすぐる施設が盛りだくさん。公募型プロポーザルを経て、プロジェクトを実施する事業者に選定。

Profile 阪神園芸株式会社 
喜多 航也
 造園施工管理技士

2021年 ガーデンデザイン学科 卒業

2021年4月、阪神園芸株式会社入社。大阪梅田の「うめきた地区」の再開発をはじめ、マンションなどの改修工事、公園の遊具設置工事の施工などさまざまな現場を手がけている。

阪神園芸株式会社

緑地に関する調査、企画・デザインから施工、維持管理、公園施設等の運営など一貫したサービスを手がける阪急阪神東宝グループの総合緑化事業会社。高いデザイン力と技術力を用いた都市の緑化事業を通じて、環境問題にも精力的に取り組む。阪神甲子園球場のグラウンド整備業務も請け負っている。

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