【土木研究会】水上バスで橋見学ツアー!!

5月30日に土木研究会のメンバーで大阪水上バスの「アクアライナー」に乗船してきました(^O^)/

「土木研究会で水上バス?」と思われるかもしれませんので、まずはその説明から・・・

 

『水の都』と呼ばれる大阪は、江戸時代、「江戸八百八町」「京都八百八寺」と並んで「なにわ八百八橋」と称され、古くから多くの橋が架けられました。

これらの橋は現代にも引き継がれ、今もなお日々の生活や町の発展を支える重要な役割を担っています。

 

現在、これらの橋の一部が架かっている大川(旧淀川)では今回乗船した『大阪水上バス』が運行されており、橋を文字通り「水上から」見ることができるのです。

橋を通るときは当然橋の上を通りますので、なかなか橋の下の構造はお目にかかれません。

いつもとは違う角度で橋を見て、橋の構造の勉強(とプチ観光・・・)です!

 

さて、当日の様子です★

この日はあいにくの小雨でした。

 

天満橋駅近くの「八軒家浜船着場」から乗船します。

乗船きっぷを購入し、「アクアライナー」に乗り込みます!

船内は左右だけではなく上もガラス張りで、景色が見られるようになっています。

この日は小雨だったので多少水滴がついていますが、特に問題なく楽しめます。

アクアライナーが通過した橋は天満橋・川崎橋・桜宮橋(銀橋)・新桜宮橋・寝屋川橋・大坂橋・京橋・新鴫野橋・大阪城新橋・天神橋・難波橋・栴檀木橋の全部で12橋

すべてを写真に収めることはできませんでしたが、橋桁だけでなく橋台・橋脚・支承(ヒンジ)も間近に見ることができました。

橋の下はさまざまな部材が入り組んでおり、これらで車などの上載荷重を支えていますφ(..)

主桁のフランジ幅が変化していたり、補剛材・対傾構・横構などで補強していたり、設計や施工管理で必要な知識ばかりです。授業で学ぶことが実際に見られ、学生も撮影に夢中です。

他にも、大阪城・大阪市中央公会堂・日本銀行大阪支店旧館・大阪砲兵工廠の荷揚げ門跡など、さまざまな建築物・構造物も見ることができましたw(゜o゜)w

 

最後に記念撮影して終了です!

この日は体育大会の翌日で疲れも残っていたと思いますが、楽しく土木を学ぶことができました。

本当にお疲れ様でした!