みむら校長の「なるほど!建設Q&A」~ゼロからわかるプロの世界~ Vol.5 「ガツン!」と回答「これからの必須スキル『BIM(ビム)』って何?」
こんにちは!修成建設専門学校 校長の見邨(みむら)です。 進路選びをしている皆さんの疑問にプロの視点から答えるこの連載。今回は、これからの建設業界で絶対に外せないキーワード「BIM(ビム)」についてお話しします。

■ 単なる「立体的な絵」じゃない。BIMは建物の「デジタルな双子」
BIMとは「Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」の略です。
皆さんは建物の設計図と聞くと、平面に線がたくさん引かれた図面をイメージするかもしれません。
近年ではパソコンで描く「3Dの図面」も一般的になりましたが、BIMはただの「立体的な絵」ではありません。
最大の特徴は、3Dモデルの中に「情報」がギュッと詰まっていることです。 例えば、画面上の柱をクリックすると、「材質はコンクリート」「値段はいくら」「いつ組み立てるか」といった情報がすべて出て来ることも可能です。
つまり、パソコンの中に「現実と全く同じ建物の双子」を丸ごと一棟つくり上げてしまう、それがBIMなのです。
■ みんなが「同じ完成形」を見ながらつくる時代へ
私は一級建築士として、さまざまな建物を設計してきましたが、かつては手描きの図面から始まり、やがてパソコンのCAD(キャド)へと道具が進化してきました。
しかし、BIMがもたらす変化はそれ以上の「大革命」です。
これまで、設計する人、現場で工事をする人(施工管理)、そして建物の持ち主は、それぞれ平面の図面を頭の中で立体に想像しながら仕事をしていました。
しかしBIMがあれば、全員がパソコン上の「同じ完成形の3Dモデル」を見ながら話し合うことができます。
「この配管は柱とぶつからないか?」といった現場でのトラブルを建てる前に防ぐことができ、建てるスピードも、品質も、安全性も飛躍的にアップするのです。
■ 「建築士の資格」と「BIM」を両方手に入れれば最強の武器になる
これから建設業界をめざす皆さんにアドバイスするなら、ぜひ「建築」の基礎知識に加えて、BIMの最先端スキルも視野に入れてみてください。
修成には、建築の基礎とともにこのBIMの技術をゼロからしっかりと学べる「建築デジタルデザイン学科」があります。
まずはここで、これからの時代に欠かせないデジタル技術と建築の知識を身につけることが可能です。
さらに、卒業後にもっと最新技術を極めたい人のために、新たに「BIMエンジニア専攻科」という環境をご用意しました。
この専攻科では、単なる3D(立体)づくりにとどまらず、4D(時間・工程)、5D(コスト・予算)、さらには6D(サステナビリティ・環境性能)といった非常に高度な領域までBIMを深く学ぶことができます。
もし皆さんが「建築士の資格」と「BIMの最先端スキル」を両方手に入れれば、これからの時代にあらゆる現場から引っ張りだこになる「最強の次世代プロフェッショナル」として活躍できるのです。まさに「資格×高度な専門性」を身につけ、ワンランク上のプロをめざすための特別な場所。
こちらでも詳しく紹介しているので、これからの空間づくりをリードしたい方は、ぜひ一度覗いてみてくださいね。
■ 社会から必要とされる人になるために
どれだけ便利なデジタル技術が生まれても、最終的にそれを使うのは「人」です。 BIMという素晴らしい道具を使いこなし、そして、その技術に「誰かの暮らしをより良くしたい」という想いが重なることで、建築はさらに大きな価値を生み出します。
建設業は、テクノロジーと共に進化を続け、これからも社会に必要とされ続けるエキサイティングな仕事です。
その第一歩を、本校で踏み出してみませんか。
未来のつくり手に会えるのを、楽しみにしています!