修成設計塾2020~第Ⅲ課題~コンペ1次審査通過作品もご紹介!

こんにちは、修成建設専門学校です😊

今日のブログは。。修成設計塾 第Ⅲ課題!!

挑戦したのはこんなテーマです。

世界のどこかにたつ家

実は、今回は第12回ハーフェレ学生デザインコンペティション2020に挑戦するべく、それに向けた課題テーマとなりました!

「もし自分自身で世界のどこかの敷地を選んで、そこに人が住まうことができるなら、その場所にはこんな家を建ててみたい!」

それはきっと建築家になれば誰もが一度は夢見ることでしょう。

1.まずは敷地を日本以外の世界の何処か、から選ぶ

2.そこに自分の建てたい家をデザインする

設計塾のみんなも世界中から自分の敷地を選び出しました。

プレゼンでは、様々なアイデアが飛び出しました🤗

海の中の家や砂漠に建つ家、オーロラを見る家や星を見る家、などなど。。

プレゼンを聞く学生たちもメモをたくさん取り、1つのノートに知識や自分のアイデアをどんどん積み重ねていきます。

設計塾2020第1回目のとき、先生から学生たちに伝えられた提案です🤗

今回のプレゼンで、先生たちからもらったフィードバックをもとに、構想をさらにブラッシュアップさせてコンペに向けて作品を仕上げました( ‘-‘ )ง🔥

設計塾の作品発表会での優秀賞二人には、先生から素敵な本がプレゼントされましたよ😊

さて!このあとブラッシュアップに励み、コンペへと応募したのですが。。。

嬉しいご報告です😍!!

設計塾の学生から1名、1次審査を通過しました!!!

空間デザイン学科1年生の角田さんです。

作品のタイトルは「dif:time」

場所はカナダのアブラハム湖。時期は最も寒い1月と2月。

この時期の湖は氷り、底から浮き上がるメタンガスは途中で凍り付いてアイスバブルとなります。

角田さんがこの景観を見た時、時間が止まっているように見えたそうです。

その相対するものとして、時間の動きを象徴する太陽。この、アイスバブルと太陽が重なる瞬間、人は時間をどう捉えるのか。

時間がとまっていると感じるのか、動いていると感じるのか、それとも時間という存在自体が消えてしまうのか。

そこに、この作品のコンセプトを置きました。

角田さんの考えた建物は、エアードームと、雪に水を混ぜたシャーベット状にした氷だけを使ってつくった、氷に包まれた空間です。

エアードームを抜いて完成なので、ドーム状の氷に包まれた空間の中で、キラキラと太陽の光が乱反射する景色をみることができます。

アイスバブルと一緒に消えてなくなる、短期間だけ存在する儚い建物です。

角田さんにインタビューしてきました😊

1次審査通過を知った時、最初は信じられないという気持ちと自分の作品がこういった場で評価されたことがとても嬉しかったとのこと。

でも、やっぱり悔しさがあり、なぜ最終審査に残ることが出来なかったかを考え、次につなげたいという気持ちだそうです。

コンペや日々の学校での課題に対して、1つ1つの作品に最後まで突き詰めて取り組みたい、もっと挑戦していきたいと話してくれました。

最終審査に残ることはできませんでしたが、

全国の大学院、大学、短大、専修学校、専門学校、高等専門学校から応募が集まる大規模なコンペで1次審査を通過をしたことは、本校としても大変嬉しいことです。

ぜひ自信をもって、挑戦し続けてほしいと思います( •̀∀•́ )b🔥

通過に至らなかった学生たちも、自分の作品を完成させ、コンペに応募した経験は必ず今後役立つはずです🤗

担当講師からのコメント

コンペ挑戦を踏まえた課題だったので、設計塾のテーマの一つである「設計トレーニング」に加えコンペで「勝つ」が大きなテーマになりました。

自分の考えていることを形にするだけだったのが、いかにして上手く伝えるか、審査員の共感を得られるか、今までどのような案が選ばれているのか、、、

などなど多くの事を考えてくれたと思います。

どの案も素晴らしいものでしたが、1次審査を通過した角田さんはその点が一歩だけ進んでいたのだと思います。

また、最終審査はオンラインでの公開審査だったので、オンライン審査を視聴した後、教室に集まって振返り会を行いました。

学生らは最終審査に残った作品の発表を聞いて力の差を感じたようですが、彼ら自身の足りない「課題」を発見する機会になりました。

次のコンペこそはグランプリを獲得します!!

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第Ⅳ課題のブログも近日公開予定です!お楽しみに・・・😊

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