国土交通省近畿技術事務所に見学に行きました!

2025.05.12

皆さんこんにちは、修成建設専門学校です。
5/8(木)に土木工学科・建設エンジニア学科の学生で国土交通省近畿技術事務所に見学に行ってきました!
まず、近畿技術事務所の概要です。
この施設は「建設技術支援」「防災技術支援」「新技術活用支援」という3本柱の支援を
実施しているところで、具体的にはインフラ整備効率化のための様々な技術の研究・開発や、
土木材料の品質やインフラの健全性診断などの調査・分析、さらには災害対策に関する調査・分析も
実施しています。これに加えて、「人材育成」「技術情報管理」も実施しており、
まさに『技術』事務所という名前の通り、技術を推進・発展していくことを目的としたところです。

業務も興味深いですが、面白いのが施設の中身です。
劣化したコンクリート・鉄筋の配筋ミス・アスファルトの損傷・不具合がある堤防…
あえて施工ミスが施されたものが展示されており、実物が見られます!
もちろん普通は見られません!発生したらダメなので!
施工管理技士試験にも出てくるような話が生で確認できるのです。

また施設内には「近畿インフラDX推進センター」というのもあります。
学生・一般・外国人研修生向けのインフラDXの体験ができたり、BIM/CIMソフトを用いた
3次元設計での施工管理について国・地方公共団体・施工者向けに研修を実施したりする施設です。

今回の見学会では上記の施設に加えて、「遠隔操作バックホウ」などの災害対策用機械も
紹介していただきました!

今回の見学は、約1年間基礎を履修した2年生と、入学し土木を習ったばかりの学生がほとんど
である1年生が、学校の学びだけではなかなか接することのない実物の体感をしてもらいました。
見学できるものはどんどん見て学びたいと思います!
最後になりましたが、昨年度より本見学会の実施につきまして、
近畿技術事務所様に多大なご協力を賜りました。
関係者の方々に改めて感謝申し上げます。