建築家協会のイベント「ツナギ」速報!vol.4

建築家協会のイベント「ツナギ」速報!vol.4

 

建築家協会 の近畿支部が開催する「ツナギ」の目玉プログラムのひとつ、「実現へ向かう学生コンペティション」に修成の学生が参加。

 

日本国内はもとより世界中の建築を学ぶ学生から、作品を募ったこのコンペ。以下がその概要です。※建築家協会 近畿支部のホームページより抜粋

 

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建築家を志望する人とのツナガリの機会として、学生の方のみを対象としたコンペを開催します。 学生の方であれば建築系に限らずどなたでも参加できます。 S・M・Lの3コンペを同時開催し、そのうちの2コンペは入賞作品のアイデアが現実となる可能性があり、未来にツナガルものとしています。

 

★コンペS:手を使わないハンドル
コンペ主旨:両手がふさがった状態での扉の開閉が必用とされる事は多々ありますでも自動ドアを取り付けるほどではない。脚で開けるのか、お尻で開けるのか、肘で開けるのか、ハンドルの概念が変わるようなデザインを考えてください。

審査員:

岸本 信哉氏(株式会社ユニオン 営業開発部 部長)
田河 寿一氏(株式会社ユニオン 開発部    課長)
大西 久晴 氏(JIA 福祉部会 )
米澤 研二 氏(日建スペースデザイン チーフデザイナー)
立野 順三氏(株式会社ユニオン 代表取締役社長 予定)

★コンペM:4階建てビルの全面リノベーション
コンペ主旨:築40年を超える鉄筋コンクリート造の元歯科医院と住宅の複合ビルをリフォーム・リノベーションにより甦らせて下さい。地域・社会のニーズにあった建物とするために必要なことは何か?外観のみならず、内観を含めた用途の提案を求めます。

審査員:
芦澤 竜一 氏(建築家)
蔵 均 氏(月刊誌『ミーツ・リージョナル』の編集長)
佐藤 勝紀 氏(都市再生機構 西日本支社 技術監理部)

 

★コンペL:「旧貯水池再生活用」アイデアコンペ
コンペ主旨:明治43 年、上水道事業として先人がつくり、地元住民の手で無事登録文化財として残った近代土木の貯水池。台形の土で覆われ、凱旋門風の入口と内部はアーチ状の煉瓦造。歴史受け継ぎ、今、未来に生かす方法を問う。

審査員:
遠藤 秀平 氏(建築家) 他

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各コンペで生き残るのは5名(組)!そして、修成から2名の学生が激戦の一次審査を勝ち抜き、公開プレゼンテーションとなる二次審査に進みました。

 

その厳正なる一次審査を勝ち抜いた2名とは!

 

「ツナギ」のメイン会場となる中之島デザインミュージアム(修成サテライトキャンパス)に設置されるバーカウンターのデザインも手がけている「空間デザイン学科2年の生駒佳起くん」が「★コンペM:4階建てビルの全面リノベーション」に選ばれました。またまた彼がやってくれました!

 

そして、「★コンペL:「旧貯水池再生活用」アイデアコンペ」で「建築CGデザイン学科1年の中本智子さん」が選出。まだ1年生にも関わらず、骨太なアイデアで堂々の通過。

 

今回のブログでは、彼らの作品と本日11月30日に大阪市の綿業会館で行われた二次審査「公開プレゼンテーション」の様子をお届けします。

 

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冬の到来を感じさせる冷たい風が吹く11月末日。

二次審査となる公開プレゼンテーションが開催されました。

 

日本を代表する建築家たちを前に、緊張した面持ちで出番を待つ彼ら。ここ数カ月でつくり上げた渾身の力作をいかにプレゼンテーションするか、努力に努力を重ねてきました。

 

 

そして、いよいよ出番です。

 

まずは、「★コンペM:4階建てビルの全面リノベーション」に挑戦した生駒くんのプレゼンテーションの様子をご覧ください。

 

作品の詳細はコチラ。クリックで拡大します!

 

 

緊張しすぎることなく、ハキハキとした口調で、作品のコンセプトやアイデア、施工についてなどを語ってくれました。生駒くんのものづくりに対する、情熱がヒシヒシと伝わる熱いプレゼンテーションとなりました。

 

 

続いて、「★コンペL:「旧貯水池再生活用」アイデアコンペ」の一次審査に通過した中本智子さん。

 

作品の詳細はコチラ。クリックで拡大します!

 

 

1年生とは到底思えないプレゼンテーション能力で理路整然と分かり良く説明してくれました。口調があまりに流暢であったため、アナウンサーが語っているような不思議な感覚になるほど。本当に洗練されたプレゼンテーションでした。

 

 

そして、各参加者のプレゼンテーションが終了した後に、審査委員となる建築家からの質疑応答。百選練磨の建築家からの鋭い指摘にも、たじろぐことなく応えていた彼ら。

 

 

普段は黒板に向かっている学生たちが、このような大舞台に立っている様子を見ると、修成の教職員として誇らしく思うばかりです。

 

 

 

結果としては、賞は逃しましたが建築家の方々を前に、プレゼンテーションをするなんて、本当に勇気のいること。今回のコンペは、学生たちにとって新しい課題や可能性を発見するチャンスになり、建築の面白さや難しさを再確認する機会となったのではないでしょうか。

 

生駒くん!中本さん!本当にお疲れさまです!

 

 

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コチラも忘れてはいけません!

バーカウンターの制作も急ピッチで進行中!

生駒くん!プレゼンテーションに制作に大変だけど、後少し!やり抜こう!

 

 

そして、こちらも同じく急ピッチでガンガン作っています。

夜間建築学科1年の花枝紗己さんと井上雄介くんが手がけている、受付カウンター!お二人とも夜間生ということもあって、仕事に学業そして、今回の制作と大忙しですが、がんばってください!

 

 

両作品は12月2日~5日の期間限定で中之島デザインミュージアム(修成サテライトキャンパス)に設置されます!

 

みなさん!ぜひ、生駒くん、花枝さん、井上くん、そして制作にあたって大活躍してくれた住環境リノベーション学科の学生たちの汗と涙がつまった作品を観にきてください!

 

お待ちしています!

 

 

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