施工管理の仕事と資格をカンタンにご紹介!

皆さんこんにちは!修成建設専門学校です🏢
秋分の日の前後で朝夕涼しくなりましたね。『暑さ寒さも彼岸まで・・』とは良く言ったものです。

ここ数日、修成のブログでは1級建築施工管理技士一次検定合格者や1級土木施工管理技士の二次検定講習の様子などをアップしてきました。
今回は建築士と並んで建設業界では必須の施工管理の資格とお仕事についてカンタンにご紹介いたします。
施工管理技士って実は種類が多くて試験を実施する団体もいくつかあるので詳しくお知りになりたい方は、修成のオープンキャンパスや各団体のサイトでご確認くださいね。

🏗️施工管理技士って何をする人?
施工管理技士とは、設計図通りに建物が完成するよう、現場を統括する役割を担い、施工計画の立案から職人への指示、進捗管理までを行います。いわゆる現場監督さんですね。
主な仕事内容は以下の5つ🖐

▶工程管理 建設工事の着工から竣工までの期間である「工期」の期間内に、工事を完了させるためにスケジュール調整を行う仕事。
▶原価管理 計画に基づいて作成された「実行予算」と実際の工事にかかる「原価」の金額を計算し、利益が出せるように管理を行う仕事。
▶安全管理 安全な状況で工事作業を行えるように環境を整備し、事故が生じないよう管理する仕事。
▶品質管理 建築物が設計図書の寸法と同じサイズで造られているか、仕様書の材質や強度・機能が備えられているかなど、品質を管理する仕事。
▶環境管理 建築物の工事によって周辺環境に与える影響を踏まえて対策を講じ、工事で排出される産業廃棄物を管理する仕事。

🏠施工管理技士の種類
全部で7種類、それぞれ1級と2級があるので合計14種類😲
各施工管理の詳細な内容は試験を実施する各団体のHPを見てくださいね。

🔴建築施工管理技士
(一財)建設業振興基金
マンションや住宅、商業施設やオフィスビルなどの建物の建築工事の監督
🟡土木施工管理技士
(一財)全国建設研修センター
道路や橋、水道や河川、トンネルなどのインフラ関連の土木工事の監督
🟢造園施工管理技士
(一財)全国建設研修センター
学校や公園、道路などの造園工事の監督
🟠電気工事施工管理技士
(一財)建設業振興基金
照明設備や送電設備などの幅広い種類の電気工事の監督
🔵工事施工管理技士
(一財)全国建設研修センター
ガス配管設備やポンプ、空調設備などの配管工事の監督
🟣建設機械施工管理技士
(一財)日本建設機械施工協会
さまざまな建設機械を使う工事の監督
🟤電気通信工事施工管理技士
(一財)建設業振興基金
インターネットや携帯電話回線などの通信関連の工事の監督
の第一次検定は修成在学中に合格を目指せますよ(学科により異なる)

🦺1級と2級の違いって?(建築施工管理技士の場合)

1級☝2級✌
2級の範囲に加え、特定建設業の営業所の専任の技術者や各現場に配置される監理技術者になれる。一般建設業の営業所の専任の技術者や各現場に配置される主任技術者になる。
大規模工事の管理を全て行うことができる。比較的規模の小さな工事を担当する。
受験資格:第一次検定は満19歳以上
第二次検定は一定の実務経験が必要
受験資格:第一次検定は満17歳以上
第二次検定は一定の実務経験が必要
こちらも詳細は各団体のH.Pでご確認ください🙂

施工管理技士の資格は何と言っても、給料に資格手当💴が付いたり、キャリアップ⬆できる事も大きなメリット。また、施工管理技士が居る会社は企業の評価も上がって大規模工事を請けやすくなるなど、企業側にもメリットがあります。


一般的な高校生にとっては建築士より、ややマイナーなイメージのある「施工管理技士」。
ですが活躍の場ややりがいは建築士以上かも。気になった方はぜひ修成のオープンキャンパスで将来性を確かめてください。
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