みむら校長の「なるほど!建設Q&A」~ゼロからわかるプロの世界~ Vol.6 「ガツン!」と回答。見邨校長が教える「『設計』って1つじゃない?意匠・構造・設備の違い」

こんにちは!修成建設専門学校 校長の見邨(みむら)です。
今回は、建築をめざす人が憧れる「設計」という仕事についてお話しします。 「将来は設計士に!」という夢は、実は大きく分けて3つの異なる役割(ピース)から成り立っています。これらがパズルのピースのようにカチッと組み合わさることで、初めて1つの建物が完成するのです。

■ 3つの設計——それぞれの役割とプロの視点
建築設計の世界は、大きく「意匠」「構造」「設備」の3つに分かれます。

①【意匠設計】は、建物全体を構想し、人・空間・構造・設備・法規・コストなどを調整してまとめ上げるプロジェクトリーダー(統括役)です。美しいデザインや動線を計画し、すべての条件をクリアしてまとめる、ものづくりの旗振り役です。

②【構造設計】は、緻密な計算で地震や台風に負けない「命を守る骨組み」を設計します。 ただ頑丈にする計算だけでなく、あえて木材、鉄骨やコンクリートを見せることで「骨組みを美しいデザイン」として設計に組み込むこともあります。安全性と美しさを両立できる、エキサイティングで楽しい仕事です!

③【設備設計】は、水道(給排水・衛生)、電気(強電・弱電)、エアコン(空調)など、快適な室内環境をつくるシステムを設計します。 実は、建物の生涯費用(ライフサイクルコスト)は「建てる費用」より、その後に使う「電気・水道代などの運用コスト」の方が3〜4倍も高くなります。

こを賢く省エネ化し、高い品質とコスト削減を両立させる、知的でスマートな仕事です。

■ 3つの知恵がぶつかり合い、最高のチームでつくる

一級建築士として長く設計に携わるなかで、私が誇りに思っていたのは、この3つの設計者たちが手を組む「ものづくりのチームワーク」です。 

意匠設計が描いた全体構想を、構造設計が安全・美麗に立たせるよう計算し、設備設計が配管や配線を目立たずに効率的に美しく収めるよう提案する。

そして、この設計図という「バトン」を受け取り、現場でミリ単位の狂いもなく形にするのが施工(施工管理)のプロフェッショナルたちです。

 誰か一人が偉いわけではありません。異なる専門性を持ったプロがお互いを尊敬し合い、「誰かの宝物を一緒につくる」ゴールへ知恵を絞り合う。

これこそが、ものづくりの最高にエキサイティングな部分です。

■ 修成で学び、ワンランク上のプロフェッショナルへ

このチームに加わる第一歩として、修成には総合的な「建築学科」をはじめ、「建築デジタルデザイン学科」「空間デザイン学科」「建築施工学科」働きながら夢を叶える夜間部の「建築・デザイン学科」など、あなたの「好き」に合わせた多彩な入り口を用意しています。

どの学科からでも基本をゼロから身につけられます。

さらに、一級・二級建築士や施工管理技士などの国家資格取得を強力にバックアップ。

その先には、建設業界で特に人手が手薄で希少価値の高い「構造設計一級建築士」や「設備設計一級建築士」といった最高峰のプロを目標に据えることも可能です!

修成は、「資格×高度な専門性」を身につけ、信頼される唯一無二のプロへ成長できる場所なのです。

■ 社会から必要とされる人になるために

どれだけ高度な専門技術を手に入れても、プロとして最後に輝くのは、仲間やお客さまに誠実に寄り添う「スタンス(姿勢)」です。 お互いを深くリスペクトし合うこと。自分の役割に責任を持つだけでなく、仲間の知恵に耳を傾け、一つのゴールに向けて誠実に向き合うこと。

その姿勢があってこそ、現場から強く求められ、社会から必要とされる存在になれるのです。

 修成は、技術だけでなく、そんな「信頼される心」を温かく育む場所でもあります。 「誰かの宝物を、仲間と一緒に形にしてみたい」。

もし君の中にそんな熱い「つくる情熱」があるなら、ぜひ修成で一歩を踏み出してみませんか?

未来のつくり手に会えるのを、楽しみにしています!