ICT施工実習

2018.12.12

こんにちは♪
本日は11/30(金)に行われた、建設エンジニア学科の情報化施工体験実習の模様をお伝えします(^o^)/

この実習は、
西尾レントオール株式会社様が学生やICT建設機械利用者の方に向けて実施されている
情報化施工講習で、今回は本校の建設エンジニア学科の2年生が参加しました。

情報化施工というのは、ICT(情報通信技術)によって電子化された、施工に必要な情報を活用し、効率よく精度の高い施工を実現するものです。

そして、この情報化施工を含む「i-Construction(アイ・コンストラクション)」と呼ばれる取り組みは、土木の生産性を向上させるために国を挙げて普及推進されており、
その高い現場技術力をもつスペシャリストの育成が必須となっています。

まずは、情報化施工や今日の使用重機の説明等を受けましたφ(..)

そして、学生たちが実機体験したのは、下記の5種類★☆彡

①TSマシンコントロールによるブルドーザ操縦実習
ブルドーザは、TSマシンコントロールと言って、自動追尾トータルステーション(3次元データ活用)で
ブレードを自動制御できます。

②振動ローラーによるVRS転圧管理システムの実習
リアルタイムに転圧回数が車載モニターに表示されるので、
転圧状況を誰でも確実に把握できます。

③バックホウによる、3Dマシンガイダンスシステムの実習
GPSにより方位を把握し、バックホウの関節に取り付けられたセンサーにより
傾斜のある掘削や法面整形など、複雑な施工もガイダンスに従って施工が可能となります。

④スカイマスター(高所作業車)の実習
9.9mの高所作業車の操作方法と搭乗実習です。

⑤ミニバックホウによる、掘削作業実習

これらICT建設機械の操縦は大変貴重な機会で、
皆、少しでも技術や知識を高めようと、自分のターンの時は真剣そのもの。

実習を終えた学生からは「操作が楽にできた」、
「掘削作業がボタン・レバーを動かすだけで勝手に動いた」と
ICT建設機械の凄さを体感していました。
(この感想が出るのも、ICT未搭載の重機に乗ってるからわかることなんだけどね(^_-)-☆)

最後にみんなで記念撮影!
学校で学び、建設機械の運転資格を取得し、それによって実際に体験できるというこのような授業は、
学生にとって大変貴重かつ重要な時間でした。

最後になりましたが、
このたびの授業では西尾レントオール株式会社様に、
多大なご協力を賜り、誠にありがとうございました。