修成×大阪保健福祉専門学校~老人ホームのお部屋デザイン~

みなさんこんにちは、修成建設専門学校です!

今日のブログは、本校の学生と大阪保健福祉専門学校の学生さんとの共創プロジェクトです🙋

今回は、特別養護老人ホームの一室の内装をデザインしました🤗✨本校からはGATUN!projectの1つ、Archi Lab.のみんなが取り組みに参加しました!

利用者さんが毎日過ごされるお部屋のデザイン。ご本人やご家族の方にとって、働かれているスタッフの方にとって過ごしやすい環境はどのような場所なのか、両校の学生で何度も話し合いましたよ😉

それぞれが出したアイディアについて、本校の学生は建築的視点から、大阪保健福祉専門学校の学生さんは介護福祉の視点から見つめていきます🙆

利用者さんが以前好きだったこと、好きな色、ご家族のことや、どんな気持ちで過ごしてもらうためにどんなものが必要か、体の機能を維持するために役立つこと、どんなリスクがあってどう対処するのか、それぞれの分野で学んでいるからこそ想い浮かぶ要素も異なります👐✨✨

打ち合わせでは、それぞれが持つ専門的な知識を持ち寄って、質問や意見が本当にたくさん飛び交いました😳!

利用者さんの立場だったら?働いている人の立場だったら?みんなで考えましたよ🤗
明確な正解があるわけではないですが、両校の学生・教員の中で出したよりベストに近い、利用者さんのための一室をつくっていきます🔥🔥

家具の設計やデザインは本校の学生が行い、制作まで手がけました✌

そして、大阪保健福祉専門学校のみなさんも制作に参加してくれました🤩🤩!!

出来上がった家具は、現在お部屋に設置が完了し、レイアウトもみんなで考えたお部屋へと生まれ変わりました🍀

家具の設置やお部屋のレイアウトを新たにしてから1ヶ月が経ち、施設の方からは「利用者さんがとても明るく自分から進んでお話をしてくださるなど、環境が与える影響の大きさに驚いている」というお声をいただきました😊🍀

今回のお部屋づくりは、認知症高齢者への環境支援に関する先行研究も参考にしながら、利用者さんがここに来られるまでに生活されていた慣れ親しんだお部屋に近づけられるよう、進めてきました。環境の変化が利用者さんの良い変化につながって、ほっとすするとともに建築の可能性も再確認しました🤗

今回は大阪保健福祉専門学校の皆さまと連携した「老人ホームのお部屋づくり」✨建築的視点と介護福祉の視点どちらか一方だけでは中々叶わない要素を実現できたと思います🍀😉

学生たちも自分が学ぶ領域の中で、他の専門知識をもつ人と協力してものづくりをしてみて、新たな発見や得られるものが非常に大きかったのではないでしょうか👐✨

最後になりましたが、ご協力を賜りました社会福祉法人隆生ゆめパラティース様に心よりお礼申し上げます。