第30回あすなろ夢建築グランプリ作品竣工!~働く卒業生インタビュー~

みなさんこんにちは、修成建設専門学校です🙋

今日の話題は、グランプリを受賞した作品が実際に建築される😳、大阪府公共建築設計コンクール「あすなろ夢建築」

2021年にグランプリを受賞した、本校の学生 宇都宮壱彩さん(2022年3月建築学科卒業)の作品が実際に建築され、今年の1月に竣工を迎えました🎉🎉

受賞作品はこちら😉✨作品名は「距離を生む木々」です。

この「緑陰で憩う休憩所」が、大阪府営服部緑地内に誕生しました!✨

宇都宮さんご本人が見学にいってきたそうなので、その時のお写真を…😉🍀

休憩所にさらに近づいてみると…✨

テーブルの上をトップライトにした屋根と、座るだけで自然とほどよい距離をとりながら休憩できるテーブルと椅子は、この設計で宇都宮さんがこだわった部分でもあります😉☝

公園内の自然を感じながら、自然体でリラックスできそうな素敵な空間ですね!🍀

そしてなんと😳!宇都宮さんにオンラインでインタビューをしてきました👐✨✨
本校卒業後、設計事務所で働き始めてもうすぐ1年になる宇都宮さんの等身大の言葉をもらってきましたよ🤗


🙋まずは、今どんなお仕事をしているか教えてください!

あすなろ夢建築のコンペと、卒業設計の時に指導していただいた先生の設計事務所で働いています。
将来一人で出来るよう先生の横で見習いをしながら、アイデアだしや、模型や図面の製作などの実務に励んでいます。
手がける建築は住宅のほか、古民家カフェや倉庫など様々ですが、今は「改修」に興味をもっています。既にある建築に新しい要素を加えることで、新たに生まれる空間がおもしろいなと思っています。

🙋自分の設計した建物が実際に建築されたのは今回が初めてだと思いますが、竣工した休憩所を見たときはどんな気持ちでしたか?

1番は嬉しいという気持ちが大きかったです。CLT工法の建築物を実際に見たのも初めてで、設計した当時に実現したかった、人が自然と集まるけど距離もとることができる、そんな空間性が思い描いていた通りになっていて、嬉しかったです。

🙋修成在学中の1年次の受賞でしたが、あれから2年、修成で1年学び、社会人として設計事務所で1年働き、設計に対する考え方や思いなどに何か変化はありますか?

このコンペに挑戦した当時は、初めてのことへの挑戦や分からないことだらけの中で、考え方や建築の構成の仕方など、講師の先生からのアドバイスや指導に必死に食らいついて設計を進めていました。

今、私にとってあすなろ夢建築の作品製作は、迷ったり設計について考えるときに立ち戻る場所になっています。どんな指導があって、どんなプロセスをたどって、どんな思考をしたのか、作品を完成させるまでに経験したことの1つ1つが今の自分にもヒントをくれています。

🙋今の目標と、将来の目標があれば教えてください!

将来は、いつか独立したいと思っています。そのためにも、1つの物件を一人でまわせるよう、1つずつステップアップしていくことが今の目標です。


最後に、在学生へのメッセージとして、学生のうちに本を読んだり建築を見に行くことと、率先してコンペなどに挑戦することは自分も在学中に中々できていなかったことですが、今になって大切だったなと思うと話してくれました😊✨
在学生の皆さんはぜひ学生生活のヒントにしてくださいね!🔥

宇都宮さん、おいそがしい中たくさんの質問に丁寧にお答えいただき、本当にありがとうございました👐✨✨近況も聞くことができてとても嬉しかったです😉!
改めて、設計した建築物の初めての竣工、おめでとうございます✨

服部緑地公園を利用される皆さんの新たな憩いの場として、たくさん使ってもらえると私たちも嬉しいです🤗🍀🍀