「建築写真撮影ワークショップ」

修成デザインセンター(中之島デザインミュージアム de sign de >)において、
建築写真の撮影手法を学ぶワークショップが開催されました。
対象は建築CGデザイン学科の1年生たちです。
講師は、フリーの建築写真カメラマンで、
現代美術の作家としても活動されている笹倉洋平先生です。

はじめに笹倉先生から、今回のテーマである「建築写真の撮影」について、
空間を使うテクニックなど建築写真撮影のポイントをレクチャーしていただきました。

>建築写真の撮影のポイント
①被写体を通して作者のコンセプトを伝える。何を伝えたいのかを考える。
②空間をどこで切り取ると、コンセプトにつながるかを考える。
③ひとつのストリーを作り、イメージで各被写体の構図を決める。
④建物の一番のセールスポイントを前面に押し出す。
⑤光をどう取り入れるか(陰と陽)。

そして、各自がカメラを携え、いよいよ撮影!

修成デザインセンターの内部、外部周辺を自由に撮影し、
各々Best Shot2点を提出します。

撮影後、学生全員の写真を集約し、
プロジェクション鑑賞しながら、合評をいただきました。
笹倉先生からは、構図の決め方や、被写体と背景のとの関係、
光の取り入れ方、空と建物の大きさのバランスなど、
学生一人ひとりの作品を丁寧にアドバイスしていただきました。

今回のワークショップでの学びは、これから始めるCGの学習に大いに参考になると
学生たちも大変喜んでいました。
笹倉先生、本当にありがとうございました。